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202003/10

バックアップ

バックアップ構成の検討

最近、バックアップについてお問合せいただくことが増えました。
バックアップといっても目的や環境によってその方法や導入する機器、サービスも様々ですので、一概にコレ!という提案はできませんが、今回はバックアップを(1)ファイルバックアップ(2)イメージバックアップと大きく2つに区分し、それぞれの目的を把握する上で検討すべき項目と注意事項をご案内しようと思います。
用途に応じた具体的なバックアップ構成や方法は別途記事にする予定です。

(1)ファイルバックアップ

HDDやSSDなどデータを記録している媒体が物理的または論理的な障害により使用できなくなった場合や誤ったファイル操作でデータを消失してしまった場合等への対策、保険として必要なデータを別の場所に保存する目的で行うバックアップ。

ファイルバックアップを構成する場合は、いざ障害が発生した際に必要となるバックアップデータが1台のデバイスのものか複数台のデバイスのものか、また世代管理の必要性データ鮮度利用するデバイスの種類ネットワーク環境等によって構成内容を検討する必要があります。
また、どこまで冗長化するか?という課題もあります。
まずは目的把握のため以下を討することでバックアップ手法や方法を絞ることができます。
※ファイルバックアップはあくまでファイル保全が目的であるので、PCやサーバーが正常に起動しなったなった場合などに備えるものではありません。
  • バックアップの対象となるデバイスは1台か複数台か?:1台/複数台
  • 世代管理は必要か?:必要/不要
    ※世代管理とは:ファイルの変更履歴を管理して以前の状態へ復元可能にすること。
  • データの鮮度は?:リアルタイム(同期)/24時間前程度でOK
  • 利用するデバイスは?:PCのみ/PC、スマホ、タブレット
  • ネットワーク(NW)環境は?:ローカルNWのみ/ローカル&グローバルNW
  • 冗長化:する/しない
    ※冗長化とは:複数の場所への同時退避または複数の方法を組み合わせたバックアップ
以上の項目を検討することで目的、障害発生時のリスクとそれに対する許容範囲を明確化することで、運用面、コスト面においてオーバースペックorアンダースペックとならない最適なバックアップ構成の検討が可能になります。

具体的なファイルバックアップの方法や機器、ソフト、サービス構成は後日アップの記事に続く>>>

(2)イメージバックアップ

データ記録媒体の障害に加えその他パーツの物理的または論理的障害によりPCやサーバーが正常稼働できなくなった場合への対策、保険として必要なデータ及び環境全てを早期に復旧可能とする目的で行うバックアップ。

イメージバックアップを構成する場合は、世代管理の必要性データ鮮度コールドマシン、予備パーツ準備の有無ネットワーク環境冗長化レベル等によって構成内容を検討する必要があります。
※イメージバックアップにはファイルのバックアップも含まれますが、バックアップ方法によってファイルを個別に取り出すことが可能な場合とイメージ全体でしか復元できない場合とがあるので注意が必要です。
  • イメージバックアップから個別ファイルの取り出しが必要か?:必要/不要
    ※ファイルバックアップを併用する場合は不要
  • 世代管理は必要か?:必要/不要
  • データの鮮度は?:リアルタイム(同期)/24時間前程度でOK
    ※データベースを含む場合は注意が必要。
  • コールドマシン、予備パーツ準備の有無:有/無し
  • ネットワーク(NW)環境は?:ローカルNWのみ/ローカル&グローバルNW
  • 冗長化レベル:1時間以内/6時間以内/24時間以内/2日以内に復旧可能なレベル
以上の項目を検討することで目的、障害発生時のリスクとそれに対する許容範囲を明確化することで、運用面、コスト面においてオーバースペックorアンダースペックとならない最適なバックアップ構成の検討が可能になります。

具体的なイメージバックアップの方法や機器、ソフト、サービス構成は後日アップの記事に続く>>>

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